今週(2026年1月19日〜1月24日)の株式市場
1. 週間マーケットサマリー
日米ともに株価は堅調に推移し、日経平均株価は5万3,000円台後半での着地となりました。
日経平均株価: 53,847円(前日比 +158円 / +0.29%)
TOPIX: 3,629ポイント(前日比 +13.32 / +0.37%)
10年国債利回り: 2.255%(上昇傾向)
ドル円: 158円台前半(一時159円台へ急落後、乱高下)
【主な上昇要因】
米国の関税リスク後退: トランプ米大統領が欧州への関税発動(グリーンランド買収問題関連)を撤回し、投資家心理が改善。
BOJイベント通過: 日銀会合での政策維持(0.75%)が予想通りとなり、あく抜け感から銀行・不動産株等が買われた。
2. 最重要トピック:日銀決定会合と市場の反応
1月22日〜23日に開催された日銀金融政策決定会合の結果です。
政策金利: 0.75%で据え置き(賛成8:反対1)
高田審議委員のみ「1.0%への利上げ」を主張し反対票。
展望レポート:
2026年度の実質GDP成長率見通しを**+1.0%へ上方修正**(前回+0.7%)。
物価目標達成の確度は高まっているとの認識を維持。
植田総裁会見:
「長期金利の上昇ペースが速い」と指摘。
必要であれば「機動的な国債買い入れオペ」を行う用意があると発言。
3. 為替介入の件について(詳細)
「為替介入」に関する今週の動きと真相です。
動き: 金曜日の日銀会合後、円相場は一時1ドル=159円台(2024年7月以来の円安水準)まで急落しました。
「介入」の噂と乱高下:
159円台をつけた直後、突如として157円台まで約2円急騰する場面がありました。
市場では「政府・日銀が覆面介入(レートチェック等)を行ったのではないか」との疑心暗鬼が広がり、神経質な展開となりました。
当局の対応:
片山さつき財務相: 「緊張感を持って注視している」と発言。介入の有無については明言を避けました。
市場関係者の見方:「実際に介入が行われた可能性は低い。介入警戒感による自律的な買い戻し(ショートカバー)だろう」との見方が優勢です。
背景にある政治要因:
高市早苗首相が2月8日の解散総選挙に向け、「食料品消費税の一時撤廃」など積極財政を掲げていることが、円売り(財政悪化懸念)の根源となっています。
4. 来週の注目ポイント
2月8日の総選挙に向けた世論調査: 高市首相率いる与党の支持率動向が、円相場(財政リスクプレミアム)に直結します。
160円の攻防: 今回159円台で押し戻されましたが、再度160円を試す展開になれば、片山財務相による「実弾介入」の可能性が極めて高まります。

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